Summary
我が国では民族の多様化が急速に進んでいます。その傾向は都市部で顕著であるものの、全国に広がっています。今後さらに民族的背景の異なる学習者が増え、言語の多様化も進むでしょう。2043年までに国内の学習者の4人に1人が、エスニックコミュニティ (少数民族社会) の出身者で占められると予想されています。オークランドでは、学習者の5分の2以上がアジア系になると予想されています。
そのため、こうしたエスニックコミュニティの子どもたちも含め、全ての子どもたちのニーズに応える教育が必要不可欠です。この報告書では、多くのエスニックコミュニティの子どもたちが優れた学業成果をあげる一方で、人種差別や孤立、自分の文化が理解されないことに悩む姿が報告されています。
我が国がこれらの青少年にとって素晴らしい学びの場となるためには、大々的な変革が必要です。